●私がメイド喫茶をオープンさせた理由●

札幌メイドカフェAnk Crestをオープンして一年が経ちました。

足を運んでくださったご主人様お嬢様には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

 

私はメイドカフェに対する想いが人一倍熱いと思います。

この想いには自信があります。 それは、本当にこのお仕事が好きだから。

この仕事に賭けてきたつもりだから。

今まで、このメイドというお仕事に対する想いをなかなか口にする機会がありませんでしたが、 先日とあるご主人様から「もっと君の考えを人に伝えた方がいい」と言って頂き、 その言葉に動かされこのコーナーを作らせていただきました。

このホームページを見てくださった方全員にコラムを全部読んで欲しいなんて、高望みなことは言いません。(本音を言うなら読んで欲しいけどねっ!!)

ですが、一人でも多くの方の目にとまって、私のメイド喫茶に対する気持ちのほんの一部でも知っていただけたら嬉しいです。

そんな第一回目は「私がメイド喫茶をオープンさせた理由。」について書いてみようかな。

 

狸小路1丁目にあるアンククレストは、2012年6月7日にオープンしました。

もともと私、みゆうは他店メイドカフェで店長として働いていました。

メイド暦は4年と半年。店長暦は2年ほどです。

そこでは、いろいろな悩みや葛藤がありました。

“メイドのお仕事”はすごく楽しくて、本当に毎日が充実していました。

自分がお休みの日はお店に行けないことが寂しくて、皿洗いをしてお店に居座ったり(笑)

メイドカフェにいること、メイドとして自分の存在をご主人様お嬢様が知ってくれること、それが本当に幸せでした。

 

ですが、店長になると楽しい気持ちだけでは働けません。

お店のことをオーナーと同じ目線で見なくてはならなくなり、新人の指導や管理。

今まで、教育とは無関係だった私は本当に悩みました。

新人に注意や指導する時の言い方がわからない。

お店を円滑にまわすための指示が出せない。 ついつい「店長」という肩書きに重みを感じて、本来の自分とは違うキャラクターになって無意味に強がったり。

 

何より一番の悩みは、お店で働くメイドの気持ちも経営しているオーナーの気持ちも、どちらの気持ちもわかるからこそ、片方の意見だけに賛同できなかったこと。

自分なりにすごく悩みました。 そんなとき母に悩みを相談したら「自分で一からやってみたら?」と。母は冗談のつもりだったらしいのですが、 私はそこで「自分のメイド喫茶を狸小路に作りたいっ!」と強く思いました。

自分でもビックリするくらい一瞬で本気モード!!

 

ここまでのお話だと、店長というお仕事が嫌になったみたいにとられてしまうかもしれませんがそうではありません。

実は、母に言われる前から心の隅にあった夢のひとつでした。

店長になってから、もちろん悩みは絶えず一時期は突然片耳が聞こえなくなったりもしましたが、それ以上に得たものがありました。

最初は注意してばかりいた新人メイドが、確実に成長していって心を開いてくれた瞬間。新人メイドが先輩になっていく姿。

そして、変わらず会いに来てくださるご主人様や、新しく私を知ってくださるご主人様お嬢様。 新人が育っていく姿をこの目で見て、私に相談事を話してくれるメイドが出来て。それが本当に嬉しかったんです。

これほど楽しくてやりがいを感じたのは初めてでした。

店長をやらなければ、この面白さは知ることがなかったと思います。

 

このことがあって私は、「一からメイドを育ててみたい」と強く思い、また、将来についても考えるようになり自分のメイドカフェを作ることを決心しました。

 

面接はもちろん、内装、制服のデザインも全て自分で考えました。

自分の頭の中に広がるメイドカフェをどんどん現実にしていくのは本当に楽しかったです。

でも、楽しいばかりではありません。

今までメイドというお仕事しかほとんど経験のなかった私は、不動産、内装業者、ホームページの製作など、業者様とのやりとりがとにかく難しかったです。

不安なことばかりで、疑心暗鬼になってしまう場面もありました。

契約が白紙になった事こともあり、当時23歳だった私は相当落ち込みました。 そんなとき、私の支えになってくれたのは、家族、そしてご主人様お嬢様でした。 この言葉を発すると、よく「嘘だー!」と言われてしまうのですが(笑)・・・事実です。

 

知り合いの業者様を紹介してくださったご主人様がいました。

「会いにきたよ」と言ってくれるご主人様もいました。

きっと、このページを読んでくださってる皆様が思っている以上に、私は何度もメイド喫茶のご主人様お嬢様に救われました。

そんな支えがあったおかげで、こうしてアンククレストをオープンさせることが出来たのです。 今の私には感謝の気持ちしかありません。

 

本当にありがとうございます。

 

 

文才のない私には、なかなかコラムは難しいものです。ちゃんと伝わってるかな?? コラムですが、言葉を選ばずに書かせてもらうのであれば・・・。

 

私は、メイドカフェのお仕事が本当に好き!

メイドカフェにご帰宅してくださるご主人様お嬢様が大好き!

そんなご主人様お嬢様と、いつかメイドを卒業して離れなければならない時が来る・・・なんて考えたくなかった。

ずっと会っていたいし、これから先もずっとお話していたい。

そんな気持ちが、私の背中を一番押してくれたんだと思います。

メイドには、年齢制限はありません。ですが、一生続けられるお仕事でもありません。 私はそれが寂しかったです、本当に。

でもオーナーになればこれからも会えます。 だから作りました。

札幌メイドカフェAnk Crestを作りたいと思った最初の理由はこれです。

 

このお仕事にはまだ偏見の目もあります。ですが、私は自信を持っていますし、メイドというお仕事は、一生懸命やれば必ず自分にとってプラスになると確信しています。

これからの私は、私のようにこのお仕事に憧れてメイドになる女の子をサポートしていきたいと考えています。

そして、いつかメイドを卒業した女の子が、メイド喫茶での経験を生かして働けるお店を作ることが今の私の夢です!

 

・・・うーん。自分の気持ちが溢れすぎて、文章が滅茶苦茶ですね。すみません。

私には、まだまだメイドのお仕事に対する気持ちがいっぱいあります。(文章のお勉強も頑張ります!)

それを、少しずつでもコラムで皆様に伝えていきたいと考えていますので、ぜひ暖かい目で見守っていてください。

 

励ましのお言葉、24時間受付中です!(笑)

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